場所:Parma市のBardi城
どのお城にも、大事にしているものがあるように、Bardi城にもロマンティックな伝
説があります。
時代は、15世紀から16世紀、この地域は領主支配に反対するものたちと、領主の
間で流血の戦いが繰りひろげられていました。戦いと戦いの間に人々の生活は、新し
い世界を得ようと努めていました。
たぶん、Moroelloが偶然美しいSolesteに情熱的に恋をしたのもそのためでしょう。
このいとしい人は、要塞の中の守備隊の勇ましい司令官でした。また、敵からは有能
な傭兵隊長と尊敬されて高い評価を受け、Landiからはとても不安定な国境の防御という難しい任務を任せるのにぴったりな人物であると信頼を得ていました。
この二人を結びつけていたのは、何に ( 身分の違い、そのためにこのような気持
ちを自由に持つことの難しさ )対しても勝ちたいという激しい愛情でした。しかし
この二人は運命への挑戦に負けてしまいました。
二人にとってまさにばら色の未来になろうとしているように思われたあるとき、
Moroelloは彼の任務を果たすために召集されました。そして、彼は好戦的な隣国の差
し迫った脅威を撃退するために、部隊の先頭に立って馬に乗って出かけました。
Bardiは、どの国もが手に入れたい場所で、これを阻止するために指揮官Moroelloは
恋人Solesteと離れ離れになり、敵の軍隊を出迎えなくてはいけませんでした。
しばらくの間この若い恋人は、Moroelloが帰ってくる日には立ち会いたいという希望
を抱きながら待ち続けました。地平線の向こうをじっと長い時間眺めるためにMastio
に赴かない日はありませんでした。遠くに馬に乗った男性を見つけるたびに、いつも
彼女の胸はどきどきしていました。
ある日、とうとうひとつの光景がありました。武器を持った男たちの群集が明らかに
城の堤に沿って近づいているのです。しかし、Solesteの沸き立つような喜びは、近
づいてくる軍旗を注意深く観察することで、悲劇的に中断されました。彼女のところ
へ戻り、腕の中に喜んで迎えることの出来る彼女の恋人はいませんでした。
その集団は、今ではもう城を守ることが出来る兵士を欠いた城砦を脅かす敵の軍隊
だったのです。
このような非常事態の中で、Solesteの頭に急にひらめいたことを、自信を持って言
うことは決して出来ないでしょう。彼女は、恋人を戦いで失ったことを確信しまし
た。彼は、悪党たちの手に落ちたままでいるのでしょう。
彼女は、Mastioから飛び降り自分の人生に終止符を打つことを決心しました。
先ほどの兵士たちの隊列は、さらに近くなっていました。信じられないことに敵の軍
旗は、味方の手に掲げられていたのです。Moroelloは敵に対する軽蔑を最終的に表す
ように、彼の部下に敵のシンボルカラーを着るように命令しました。しかし、この命令によって、心ならずも彼の恋人に死を余儀なくしてしまったのです。
罪悪感に打ちのめされ、Moroelloも城の斜堤から身をおどらせ命を絶つことを決心し
ました。

バルディ城の写真1、Fantasmitaliaのホーム・ページから。
その後からBardi城では、しばしば誰もいないのに足音、軍合唱 そして、声や太鼓
の音などが聞こえます。
さらに、朝、城を訪れた観光客や城の係員が、輪になって置いてある小石を発見した
り、不思議なことに大きい岩が元の場所から動いているのを見つけたりすることがあります。
バルディ城の写真2、これも
Fantasmitaliaのホーム・ページから。